働きながら家事も育児もこなす毎日、時間が足りない、でも家計も気になる——そんな悩み、私もずっとありました。帰宅してからの夕食準備や洗濯、週末の買い物でぐったり。共働きだと「誰が何をするか」も決めづらくて、つい外食や簡単サービスに頼りがちになりますよね。そんな経験から、無理せず続けられる時短と節約の工夫を、うちのやり方を交えてまとめてみました。
原因:なぜ時間もお金も足りなくなるのか
主な原因は「準備不足」と「非効率なルーティン」です。平日の朝晩は決まった時間に動かないといけないのに、買い物や献立、洗濯のタイミングがバラバラだとバタバタして手間が増えます。また、外食やデリバリーは手軽ですが、積み重なると出費も大きく。さらに、家事の担当が偏ると心身の負担が偏り、それが続くと無駄遣いや時間ロスにもつながります。
- 買い物が都度発生して無駄な時間と買いすぎが生まれる
- 家事の分担が曖昧で二度手間が発生する
- 料理のレパートリーが固定化されて外食に頼りやすい
うちは最初、買い物の頻度が多くて毎回疲れていたのが大きな原因でした。
対策:時短と節約を同時に叶える具体策
以下は私が実践して効果があった方法です。全部を一度にやる必要はなく、できることから取り入れてみてください。
1. 週単位での献立作りとまとめ買い
週末に家族の予定を見て献立を決め、買い物リストを作ります。まとめ買い+冷凍保存で買い物回数を減らし、余計な衝動買いを防げます。まとめて下ごしらえ(肉を小分け、野菜を洗って切る)すると平日の調理時間がぐっと短くなります。
2. つくりおきと家電活用
我が家は休日に作り置きおかずを3〜4品作り、炊飯器タイマーやホットクックを活用して「放置で完成」できるメニューを増やしました。火にかけっぱなしの時間が短縮でき、共働きでも手作り率が上がります。
3. 家事のルール化と分担の見える化
買い物、ゴミ出し、洗濯、掃除を「誰がいつやるか」をカレンダーに明記。週ごとに担当を交代するなどルール化すると、お互いの負担が偏りにくくなります。
4. 支出の固定費見直しと賢い買い方
サブスクは使っているか、代替で安く済むかをチェック。日用品はポイント還元やセール、まとめ買いで単価を下げると無理なく節約できます。
- 買い物は週1回+使う分だけの野菜は近所で買い足す
- ホットクックや電気圧力鍋で「ほったらかし調理」を増やす
- 家事カレンダーで担当を明確化
うちは献立を週単位にしてから外食が激減し、かなり楽になりました。
注意点:やりすぎないためのポイント
時短や節約はゴールではなく手段。頑張りすぎて心が疲れると続きません。いくつかの注意点を共有します。
- 完璧を目指さない:作り置きを毎日完璧にするとプレッシャーに。週に1〜2回のゆるいつくりおきで十分。
- 外注の活用も検討:掃除やクリーニングの外注は一時的出費でも心の余裕を生み、結果的に効率が上がることもあります。
- 食品の安全管理:作り置きする際は冷却・保存のルールを守ること。無理に長持ちさせようとせず、食べきれる量で作る。
- 家族の合意形成:ルールは一方的に決めず、話し合って決めることが長続きのコツ。
うちは最初に全部を変えようとして失敗したので、少しずつ取り入れることにしました。
まとめ:無理なく続ける小さな習慣が大きな効果に
共働きの忙しさを理由に諦めるのではなく、「少しの工夫」を家族で共有することが大切です。週単位の献立、家電の活用、役割分担といった小さな仕組みを作ることで、時間的余裕と無駄な支出の削減が両立できます。最初は試行錯誤が必要ですが、うちの実感だと3ヶ月ほど続ければかなり定着してきました。
うちはまず献立と家事分担を決めたことで、週末に家族で過ごす時間が増えました。
読者が今日から試せる具体的な行動
- 今週の献立を1週間分だけ決めて、必要な食材をまとめ買いする(まずは1週間試してみる)。
- 「20分でできる作り置きメニュー」から1品を休日に作り、冷凍・冷蔵で保存して平日に使う。
- 家事カレンダーを作って、今週の家事担当を明確にする(スマホの共有カレンダーでOK)。

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